語学を楽しむ

伊能忠敬ハインリッヒ・シュリーマンも、実業
の世界で大成功しているわけですが、ビジネスで
大成功した人は世の中に“ごまん”といて、別に
珍しくはありません。

が、ビジネスで大成功したあとの行動が、彼らを
歴史的な人物にしたわけです。

伊能忠敬は日本の詳細な地図を作成し、ハインリッ
ヒ・シュリーマンはトロイの遺跡を発掘しました。

ハインリッヒ・シュリーマンにはもう一つ特技が
あり、それは18カ国語をマスターしたということ。

私も4外国語を勉強中ですが、時どき「集中して
勉強するためにも、2外国語くらいに絞ったらど
うだろうか?」と弱気の虫が顔を出すことがあり
ます。

が、シュリーマンのことを思い起こすと、そんな
情けない気持ちは一掃されてしまうのです。

語学学習だって、自分が目標とするイメージを明
確にすべきだと思うのです。

ただ漠然と勉強しているから、ちっとも進歩もし
ないし、達成感もないのではないでしょうか。

私は勉強している4外国語について、それぞれ到
達するレベル目標をイメージ化しました。

まずは英語ですが、これは徹底的にやっていくし
かありません。

どこに行っても遜色のない実力をつけていこうと
思います。

英語の達人なんて掃いて捨てるほどいるわけです
が、私は「ネイティブに圧勝する読書量」で差別
化していこうと思います。

ドイツ語はやっていて楽しいのです。
楽しいことは理屈抜きで“どんどん”やっていこ
うと思っています。

フランス語と中国語の今の実力はイマイチなので
すが、旅行で不自由のないレベルを目指そうと思
います。

いずれにせよ、うまくなろうと思って勉強すると
苦しいのです。

せっかく語学という「おもちゃ」があるのだから、
これを楽しんでいこうと思うのです。