私もここに来て、ほぼ完全にマイペースで仕事が出来るようになりました。 携帯電話もほとんど鳴りません。 大した用もないのに人と会って話をしていたら、時間がいくらあっても足りません（これが大切なこともあるのですが）。 で、ちょっと鎖国状態に。 バ…

昔、長谷川慶太郎さんが『麻雀・カラオケ・ゴルフは、おやめなさい。』という本を出しましたが、要は時間を食ってしまうのです。 趣味で英気を養い、本業にリフレッシュして臨むというのもいいのですが、仕事そのものを楽しんでしまえば、わざわざ英気を養う…

一つだけ言えるのは、本を書く人はゴルフをしないということです。 私のまわりにも何人も本を出版した人がいるのですが、例外なくゴルフをしません。 本を書くこととゴルフとは、時間的に競合するのですね。

ただ時間が足らない。 ふと気がつくと、猛烈に忙しくなっていました。 30歳代よりも、40歳代よりも、無論20歳代よりも。 全くイヤミではないのですが、ほかの経営者がどうしてゴルフをする時間があるのか、不思議でしようがありません。

経営に集中すると決めてからは、まわりの雑音が耳に入らなくなりました。 自分には自分の価値観がある。 人は人、自分は自分なのです。 バラにはバラの、桜には桜の美しさがある。 他人の価値観を自分の価値観にしようとするから、苦しさが生まれるのです。

私は毎朝2時間半ほどを掃除に費やしているのですが、もう少し時間を短くした方がいいのではないかという気持ちもなくはありません。 しかし健康にも恵まれ、家族にも恵まれ、師や働く仲間や友人にも恵まれた自分であるからには、これぐらいのハンディは持っ…

私の知人の開業医で、阪神大震災の時にお父さんが亡くなり、医院も建て直さなければならなくなり「その10年間の苦労で、間違いなく寿命が縮まったような気がする」という方がいます（少なくとも、そのせいで髪の毛が薄くなったとのこと）。 この方の場合は、…

30歳代は「遊ばなければ」という気持ちがどこかにありました。 もっとも私の場合はバブルとバブル崩壊に翻弄された30歳代でしたが。 （無論すべて自分が悪いのは言うまでもありません）

30歳代の時の体力を「10」とすれば、53歳の今は「6」ぐらい。 しかしその「6」の100％を仕事に集中しています。 30歳代の「10」の体力のうち、仕事に使っていたのは半分程度。 つまり「5」。 したがって今のほうが、仕事に関しては体力があるという計算にな…

経営に集中すると決めてからは、すごく頭の中がクリアになりました。 それこそ何ごとに対しても集中できるようになりました。 私の場合、原稿書きなどがあるので、もうすこし詳しく言うと「経営と知的作業」に集中です。