2007-01-09から1日間の記事一覧
好きな仕事を楽しみながら、ワクワクしながら、集中して継続する。 これで何かが生まれてこないわけがないと思うのです。 その過程を存分に味わい、ついでに結果も喜び楽しむ。 仕事は神様からの最大のプレゼントに違いありません。
私は95歳までバリバリの現役で働くことを決めているわけですが、もうこれからは好きな仕事だけをやっていきます。 「好き」だと思う時点で、実はもうそれに才能があるとも言えるのです。
神様の方向を向いた仕事に、懸命に打ち込んでいるならば、いつの間にか、この世的にもあの世的にも協力者が現われてくるのですね、これが。
いずれにせよ、集中力がその基本にあると思うのです。 そしてその継続。 いろんな要因があるにせよ、詰まる所、この2つがすべてではないでしょうか。
「上求菩提・下化衆生」(じょうぐぼだい・げけしゅじょう)は仏教の言葉ですが、これはそのまま仕事にも当てはまります。 一つは仕事によって、自分の技術や精神性を高めること。 もう一つは「世のため、人のため」に働くこと。
仕事の本質は「集中」だと思います。 「集中」が強く要求される仕事ほど、高度な仕事だといえるかもしれません。 もっとも鍵山秀三郎先生の手にかかれば、掃除のような肉体労働だって崇高な仕事になってしまうのですが…
今まで散々苦労してきたのだから、これからは自分のやりたいことだけをやっていきたいと思うのです。 経済的には何とか安定してきました。 だからお金のためだけに働くのは、もうよそうと思っています。
仕事に欲得を絡(から)めるから“ややこしい”のです。 仕事で欲得を得ようとするから苦しいのです。 仕事は「無私」が基本。 仕事そのものを楽しめばいいのです。
しかし会社を経営していたおかげで、いろんなことに散々苦労しました。 経営不振やクレーム、トラブル、社員の問題、思わぬ出来事等々。 むろん嫌なこと以上に、うれしいことはいっぱいあります。
私の父親は小学校しか出ていないのですが、事業に成功し、私自身も裕福に育ちました。 もし自分が会社を経営していなかったら、今頃は世間知らずのアホになっていることが、容易に想像できます。
本来仕事ほど面白いものはないわけです。 仕事が苦痛だという人は、何か別の要因があるのでしょう。 確かに強制されてやる仕事は、あまり面白くないに違いありません。 しかしそれですら、やり遂げた時には「自信」になっているかもしれません。