2006-10-25から1日間の記事一覧

最近何となく感じていたことが、この本にずばりと書いてあり、興奮して読みました。 たぶん何回も読み返すと思います。 自分よりも一回りも下の人から多くのものを学ぶ。 もうそういう歳まわりになってきたのですね。 久々のAAAランクの本でした。

香港大富豪のそのほかの鉄則は「つねに3年先を検証する」。 「お互いに儲ける」 「仕事を極めなければ、お金は儲からない」 「一極集中」 「自分が分からないものには手を出さない」

「クリティカル・マスの法則」というのも知りました。 ある一定の段階に達すると、そこからは急激に成長するというものです。 英単語でも、ある一定の数を覚えた頃から急速に覚える数が増えてくる。 携帯電話でも、ある一定の台数まで行くと、そこからはいっ…

不労所得で財を成すまでには、本業を極めなければならないという過程があるようです。 自分の本来の仕事で一流でなければ、不労所得を扱う資格がないのかもしれません。 「仕事を極めて人間性を磨き、不労所得で財を成す」

額に汗する「就労所得」だけでは、なかなか資産は形成できません。 ただ不労所得だけの人生は、その人の人生や性格がいびつになる副作用をもっていることも事実です。 要はバランスなのでしょう。

香港の大富豪に共通する原理は次のとおり。 ①「不労所得」を活用していること ②お金は「経済的合理性」のみで動いている

『香港大富豪のお金儲け7つの鉄則』(林和人・幻冬舎・1,300円)

著者は昭和39年生まれ。 関西大学を卒業し岡三証券の香港支店で働き、香港の大富豪たちの行動原理を目のあたりにし、今は香港の証券会社の会長(オーナー経営者)をしています。 もし香港支店に勤務していなければ、今も普通のサラリーマンとして働いていた…