2005-11-22から1日間の記事一覧

大したことは出来なくても、少しでも日本人の美意識を継承し、日本を凛とした国にできるように、私自身精進していかねば、と思っています。

この点でも、わが師鍵山秀三郎先生に学ぶことは多いのです。 鍵山先生の持っておられる、とてもとても柔らかいオーラを知っておられる方は少なくないと思いますが、一面、凛とした妥協しない姿勢もお持ちなのです。 また鍵山秀三郎先生は、ひじょうに謙虚で…

日本に欠けているのが「父性」だとしたら、日本人に欠けているのは「慎み」ではないでしょうか。 「金さえ出せば何をしてもいい」という気持ちなど、日本人全体が傲慢になってきていると思うのです。 三波春男さんの「お客様は神様です」が、誤って受け止め…

「戦後強くなったのは、靴下と女性」と言われましたが、これは男が戦争に行く必要性が薄くなったからです。 徴兵制がなくなったからだとも、言い換えることができます。 「何だかんだと言っても、男には命をかけなければいけないことがあるのだ」ということ…

男には命よりも大切なものがあるのです。 武士達は、その命より大切なものに命をかけてきたわけです。 それは「恥」であったり、「辱め」であったりします。 神様から与えられた命は、本当に大切にしなければいけないものですが、「義」のためにはいつでも捨…

「父性」と「慎み」

今の日本に欠けているのは「父性」だと思います。 社会を支えていかねばならない責任世代の男性たちが、その責務を放棄しているのではないでしょうか。 電車の中で不都合なことを見ても、知らぬふりをするなどは、その際たるものだと思います。 「地震、カミ…