2005-11-01から1日間の記事一覧

日本の仏教は鎌倉時代に、浄土宗の法然、浄土真宗の親鸞、曹洞宗の道元、臨済宗の栄西、日蓮宗の日蓮、時宗の一遍など、宗教界の巨人たちを生み出しています。 一方、日本神道は近年、金光教や黒住教や天理教、あるいは大本教や生長の家やPL教団などの新しい…

明治の頃に、廃仏毀釈という運動が起こり、ずいぶん仏教が圧迫を受けた事があります。 徳川政権はどちらかいうと仏教を重く用いたと思うのですが、その反動かもしれません。 あるいは既得権の上に安住し堕落していた僧侶に、民衆の怒りが集中したのかもしれ…

以来、日本神道と仏教がわが国では共存しています。 一つの家庭の中に神棚と仏壇の両方があったり、神社とお寺が同じ境内にあることも少なくないですね。 これに対し、キリスト教徒イスラム教が同じ敷地にあるなんてことは、まず考えられませんよね。

その天皇が仏教に帰依するということは、いわばカトリックの法王がイスラム教に帰依するようなもので、ちょっと考えられないことなのです。 しかし日本の神々は、ブッダが姿を変えて現れたものだという「本地垂迹(ほんちすいじゃく)説」が出てきたことによ…

仏教と神道

仏教は、第29代の欽明(きんめい)天皇の時に、百済から日本に入ってきました。 欽明、敏達(びだつ)、用明(ようめい)と3代続く間に、わが国において確固たる存在となりました。 わが国には古来、神道という教え(宗教)があります。 そして日本神道にお…