シンガポールへの旅 その1

2泊3日でシンガポールへ向かうことに。
先に行っている一世塾の友人と、シンガポールのホテルで待ち合わせをしています。
関西空港からシンガポールまでの飛行時間は約7時間。
シンガポール航空を使ったのですが、極めて快適な空の旅でした。
ビジネスクラスも満席でありました。
行きの飛行機の中で読んだ本は4冊半。
ちょっと少なかったのですが、まあ仕方ありません。

今回のホテルは「マリーナ・ベイ・サンズ」。
ソフトバンクのCMで、スマップが超高層ビルの上のプールサイドを歩いていましたが、そのホテルです。
ホテルは空港からも近く、クルマで20分ほどです。
入ってみて、その広大さにビックリ。

シンガポールで一番大きいホテルとのこと。
そりゃあ、そうでしょう。
3つの超高層ビルをつなげた中にホテル、カジノ、コンサートホール、ショッピングセンターなどが入っています。

一日先にシンガポールに入っている友人からメールが来て「ロビーでの待ち合わせにしていたけれど、あまりに広すぎるので、クラブラウンジに会う場所を変えよう」との提案。
ということで、現地時間午後7時にクラブラウンジで待っておりました。
ところが待てども待てども友人が来ないのです。

結局会えないまま、私は57階の屋外のスタンドバーでビールを3杯ほど飲んで、夜風と夜景を楽しんでおりました。
色んな国籍の人たちが集まっており、さまざまな言語も聞こえてきます。
シンガポール社会の中心は華僑。
マレーシア系も多いし、インド系もいるし、中国本土からも人が来るし、欧米からも多いのです。
むろん日本人も。

シンガポールでは今「航空ショー」があり、そのためいつも定宿にしている「フォーシーズンズ」ホテルが取れなかったのです。
そのため初めての「マリーナ・ベイ・サンズ」ホテルを予約したのですが、おかげで空中プールを見ることができ、よかったと思っています。

57階での立食パーティー会場に、何やらダークスーツの白人男性集団がいました。
みんなキチンとネクタイまでしています。
ボーイング社の社員の人たちのようです。
航空機の売り込みに来たのでしょう。
欧米系のビジネス集団だと、たいていの場合キャリアウーマンっぽい女性も多く見かけるのですが、それがほとんど見られず。
「重工業」業界はどこでも「男の世界」なのかもしれません。

それにしても「待ち人来たらず」という状況は久しぶりです。
私がお付き合いする人で、約束をすっぽかす人は皆無です。
時間に遅れる人も皆無。
なぜならそんな人とは二度とお付き合いしないからです。
外国で一人で待っているなんて、もし海外旅行慣れしていなければ、ムチャクチャ心細かったに違いありません。

また待っている相手が男でよかったと思いました。
仮に美女と約束していて、相手が来なかったりしたら、思いっきりガックリきたに違いありません。
もう会えないと部屋に帰ってパソコンを見たらメールが入っていました。
私はメールはパソコンでしか見ないのです。
今回のような場合、スマートフォンでも持っておれば、簡単に連絡がついたはずです。

友人は何と2つほど隣の部屋にいました。
結局、約束していた「クラブラウンジ」は57階に3つほどあり、お互いに違うところで待っていたというわけです。
まずは再開でき、めでたしめでたし。
そのまま一緒に飲みに行くことにしました。