わが人生100年計画その3

2007年にインターネットのBBCのサイトを読んでいた時、イギリスの銀行「ノーザンロック」で取り付け騒ぎが起こっていることを知りました。
今どき先進国で取り付け騒ぎが起こるなど、不思議なこともあるものだと思っていたのですが、これが今回の世界不況の激震の始まりでした。
欧米の不動産バブルは2007年の初めには、もう弾(はじ)けていたわけです。
サブプライム問題も、不動産バブルが弾けたからこそ顕在化したわけで、不動産価格がずっと上昇し続けていたら、何の問題もなかったのです。

今回の世界不況の象徴的現象は「リーマンショック」ですが、その前後から世界経済について書かれた本を、目につく限り読んできました(残念ながら日本語の本だけですが)。
これからも「世界経済の動き」を生涯かけて研究しようと思っています。
「経済の意志」のようなものがあり、これが何を考え、どう動こうとしているのかを見出していきたいと思うのです。

本を読むだけでは面白くないので、やはり本を書いていきたいとも思っています。
先日「年に1冊の本も出さなくてどうするのだ」というお叱りのインスピレーションが降りてきたのですが、今年は1冊も書きませんでした。
「仕事でバタバタしていて…」などというのは情けない言い訳で、やはり怠けていたのだと思います。
あるいはムダな時間をいっぱい使ってしまっていたからでもあります。

今後は年に2冊は本を出していきたいですね。
政治家にならなくても、言葉によって世の中を変えていくことは出来ると思います。
『年千冊の読書力』や『パワースポット神社』や『2泊3日のアジアの旅』や『進化する不動産業』や『世界経済の動き』など、本の題名だけはバッチリ先に考えているのですが、肝心の中身の方がサッパリです。
本を書くにはものすごい時間とエネルギーが必要です。
そのためにも生活をもっとシンプルにして、余分なものを削ぎ落としたいと思っています。