頭は使えばどんどん良くなる

日曜日は会社は休みではないのですが、午前中は『駅前不動産屋奮闘記』の原稿を書いています。
600字のコラムなのですが、この中には面白いネタが2つは必要なのです。
1つだとちょっと物足りなく、しまりがありません。
逆に600字に何とか納めなくてはならない時も悪戦苦闘します。

最近はブログでのネタを活用しているので、以前ほど苦しむことはなくなりました。
毎週『週刊住宅新聞』に掲載されるわけですが、血液型A型の私としては3か月分ぐらいの原稿の在庫がないと不安なのです。

朝の掃除の後、時間がもったいないので、作業着のまま着替えもせずに書き始めます。
机をブラインドで隠して執筆作業をするのですが、あまりに頭を駆使し過ぎた時は途中15分ほど寝てしまうことがあるのです。

頭を使いだすと脳に酸素が必要なのか、急にアクビが出だすことがよくあります。
アクビによって酸素を補給しようとしているのでしょう。
ドイツ語のクラスでも授業が始まってからしばらくは、アクビが止まらないことがあります。
ドイツ語のクラスは夕方から始まるのですが、それまで“ぼうっ”としていた頭を語学モードにしようと必死で体が対応しているのだと思います。

あるベストセラーの漫画家(最近は漫画をあまり読まないので名前が分かりません)で、あまりに頭を極限にまで使った時は、頭の方が持たなくて、やはり寝てしまうとのこと。
この人のすごいところは、寝ている間にも考えているらしく、「あっ、わかった!」と言って目を覚ますのだそうです。

頭は鍛えていると、どんどん良くなる傾向があります。
渡部昇一先生は還暦の頃、ラテン語の本を丸暗記してから急に暗記能力が増したそうです。
英語の先生なのですが、長い漢詩をスラスラと暗唱されることがよくあります。
私は今56歳ですが、生まれてからたぶん一番頭が良い状態ではないかと思います。
語学なども学生の時よりずっと実力は上です。
一心不乱に仕事をしなければならない時期を過ごし、長いブランクの後、今また喜々として勉強を再開しているところです。