この建物の中では、鏡の間が一番有名ではないでしょうか。
プロシアがドイツを統一し、勢いあまりフランスも降(くだ)した時、この大部屋でドイツ帝国統一式典が行われました。
フランスの象徴的な建物の中で他国の統一式典が行われるというのは、フランス人にとってはものすごい侮辱だったのでしょう。
これが実はその後の二国間のギクシャクとした関係の心理的発端だったのです。