天外伺朗さんは、46歳でソニーの取締役になり、役員室も与えられたのですが、そこへリタイアした役員がちょくちょく遊びに来たそうです。
そして何を言うかとういと、愚痴なんだそうです。
ちょっと前まで、何千人という部下を使って、すごく羽振りのよかった人。
リタイアして顧問とか相談役になっても、なお高い給料をもらい、部屋ももらって秘書もいて、会社の車は使い放題、ゴルフの会員権もある。
そんなに恵まれた人が、愚痴を言っている。
天外伺朗さんはそれを見て、なんかちょっと違うなぁと、一般のルートからだんだんと離れていったとのことです。