Today is the first day of the rest of your life. 人生はこれからだ。 今日からまたがんばればいい。

86歳のいまも取り組む睡眠の研究は、まだ多くの謎が手つかずのまま残っている。 神秘で複雑な生命現象を前にすると、挑戦心をかき立てられると同時に、無辺の広がりに茫然とする。

海外で武者修行に挑む若い研究者は科学者である以前に、周囲から好かれる人間になってほしい。

私のように平凡な人間でも、好奇心を持ち、愚直に実験を重ねていくうちに、酸素添加酵素という自然の一端に迫ることができた。

早石さんの恩師古武弥四郎先生の言葉です。 「本も読まなくてはならぬ。 考えても見なくてはならぬ。 しかし働くことはより大切である。 凡人は働かなくてはならぬ」

きのう友人の星川文伯さんが、わざわざその切抜きを手渡して下さいました。 「ものすごく感動した」との言葉を添えて。 確かにじっくり読めば読むほど、心にしみます。 いくつか書き出してみます。

3月31日だったと思いますが、日経新聞の裏面に鍵山秀三郎先生の記事が載っていました。 弟子として、とてもうれしく思いました。 が、それに気をとられて、同じ面にある「私の履歴書」を読み落としていました。 早石修さんという生化学者のお話でした。