やりたいことリスト

「親しき仲にも礼儀あり」が大人の知恵であり、家族であろうと、働く仲間であろうと、友人であろうと、適当な距離を保つのが大切だと思っています。
キリスト教の宣教師や修道僧でも、必ず個室を持っていたと読んだことがあります。
自分一人になれる場があるからこそ、他者のために働くことができるのかもしれません。

ずっと「時間足らない症候群」なので、少し社交を遮断して「鎖国状態」に入ろうかと思ったりもしていたのですが、先日の会食の内容があまりに良かったので、「やっぱり優れた人たちとの社交は必要なんだ」と思い直しているところです。

要はどんな人と接するかというところが一番重要なのかもしれません。
「いろんなレベルの人たちと接すると、より視野が広まる」と思って、ある勉強会でメンバーの枠を広げたのですが、実際にはレベルの高い人たちと接する方が圧倒的にプラスになることがわかりました。

少し旅をすると帰ってきてから、仕事等の後のフォローが大変になるのですが、国内でも海外でも、やっぱり旅に出れば出るほど学ぶことが多いのです。
先日の会食のメインゲストは、1年のうち3分の2は海外にいる人でした。
その人の職業はひと言で言えば個人投資家ですが、投資の仕方一つとっても、日本国内で毎日同じようなルーティンワークをこなすのにアクセクしている私と比べ、情報量や知識量が圧倒的に違っていました。

どうすればもっと自由自在に動き回れるのかを、もう一度考え直す必要がありそうです。
そのへんのことも「やりたいことリスト」を書いていくうちに見えてくるかもしれません。

会社で出来なかったデスクワークを家に持ち帰りやっていることが多いのですが、少し余分な仕事が入って来ると動きが取れなくなってしまいます。
早くルーティンワークからも自由自在にならなければいけないと感じています。
そのためには、もっとスタッフの力を借りる必要があるのかもしれません。

「やりたいことリスト」はまだ書き始めてはいないのですが、書いていくと様々な気づきがあるはずです。
いま行きたいところだけでも20か所はあります。
そうすると「マンデー・ショートトリップ」を本気で実行しようという気になるかもしれません。

将来の目標設定もするのですが、書きながら「こんなスゴイ目標が本当に実現するのだろうか?」と疑問に思っている時があります。
また「目標設定」だと何となく義務感があります。
それに対し「やりたいことリスト」だと、やりたいことをワクワクしながら書いていくだけです。
書くことにより「将来の自分」がどう変わっていくのか、とても楽しみです。