『国家の品格』(藤原正彦・新潮新書・680円)

藤原正彦という人は数学者ですが、作家の新田次郎の息子でもあります。
アメリカやイギリスの大学での生活も経験している国際派ですが、日本の伝統の素晴らしさを、この本で語り伝えようとしています。
今の日本に必要なもの、それは論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神。
そして何よりも「国家の品格」を取り戻すこと。