「断る力」は人生で物凄く大切なことだと思います。
「断る力」がないと、財産など簡単に“ぶっ飛んで”
しまうのです。
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例えば連帯保証人の依頼などは絶対に断らないといけません。
それができない人は大変な目に合います。
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自分は何もイイメをしていないのに、連帯保証人になって
全財産をなくした人は結構いるのです。
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「義理があるから」とか「今後のお付き合いが具合悪くなるから」
とか思って、ハッキリと断れないのは言語道断。
連帯保証人になるぐらいなら、その人との人間関係が切れて
しまう方が余程いいのです。
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連帯保証人の話ではないのですが、以前バブルの頃に、
社員が「この土地をぜひ会社で買いましょう!」と
持ち込んできた案件がありました。
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私は気乗りしなかったのですが「せっかく社員がそこまで言う
のだから、無下に断って“やる気”を阻害してもいけない」と
購入しました。
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結論から言うと、その案件で1億円の損を出しました。
おまけに言ってきた社員もその後“あっさり”会社を辞めて
しまいました。
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不良債権だけが手元に残ったわけです。
最初の段階で私が一言(ひとこと)断っていれば、
何の問題もなかったのです。
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事業をやっていると、借金の依頼も少なくありません。
私はすべて断ることにしています。
不思議なことに借金の依頼はすべて200万円でした。