2007-03-03から1日間の記事一覧

「国会議員は優れた人間でなければならない」という思い込みを持っているほうがおかしいのです。 「自分の妻は美人でなければならない」と思っているのと同じです。 美人でなくても、生涯のナイス・パートナーになれますし、幸せな家庭も築けるわけです。 自…

国会議員などを自他共に「偉い人」と思い込むからおかしくなるのです。 身を捨てて懸命に頑張る人であれば、特段偉い人でなくてもいいのではないでしょうか。 自分が年を重ねてくると、議員をやっている人たちが「大したことがないなあ」と分かってくること…

駆け引きや“はったり”が得意な古い政治家は、見ていて辟易しますが、最近の若い政治家は、性格のいい人たちも少なくないようです。 ただ本を1冊も読まない人も多く、そんな人たちに日本を任せておいて大丈夫だろうかとも感じます。 1冊の本も読まない不勉強…

加ト吉の創業者で、今なお社長の加藤義和さんは、企業経営の傍(かたわ)ら観音寺市長を16年間もされたのですが(一種の天才です)、何か物事を決めるのに「企業3分、役所3年」とおっしゃっています。 切れのある決断も企業のスピードを持ってこそ活かされる…

しかしながら経済人が政治家になっても、期待ほど活躍しないことが多いような気がします。 あの小林一三ですら、商工大臣に就任したものの、もうひとつパッとしなかったという印象があります。 経済人としての才能と、政治家としての才能は、また違ったもの…

市長というのは市の経営が仕事だし、国会議員というのは国の経営が仕事です。 なのに小さな会社一つ経営したことのない人が、市や国を経営しようというのは、常識から言えば無謀ともいえます。

国会議員は偉くなくてもいい

市長選にせよ、国会議員の選挙にせよ、正業を持った人は“とてもじゃないけど”出られません。 逆にまともな職業を持っていない人が出るのかといえば、ある意味そういうことかもしれません。