2006-10-04から1日間の記事一覧

スゴイ会社が出てきたものです。 グーグルが伸びれば、即世界のためになります。 競争ではなく協力。 自分の利益ではなく、人類の利益。 世界を動かしている原理が、変わってきたのかもしれません。

「僕たちは世界中の情報を整理したいだけなんだ」というグーグルの生き方。 グーグルは自社の利益より、自分たちがやりたいことやユーザーの利便性を優先させています。 それでいてものすごい実力。

もう一つ不思議な企業にグーグルがあります。 グーグルが提供するサービスはほとんどが無料。 グーグルの「地図上の衛星写真」を始めて見て驚かなかった人はたぶんいないと思いますが、これもタダ。

改良されたソフトも全部無料で、オープン。 リナックスはまさに人類の英知そのものです。 今までの競争の世界とは別の、不思議な不思議な世界です。

それに対しリナックスは無料で、中身も全部オープン。 「こんなことってありえるの?!」と驚いてしまいます。 リナックスは1991年にフィンランドの学生であったリナス・トルバルズさんによって生み出され、以降世界中のボランティアの開発者によって改良が…

パソコンを動かす基本ソフトに「リナックス」があります。 基本ソフトはOSと呼ばれていますが、ほかには「ウィンドウズ」などがあります。 「ウィンドウズ」はマイクロソフト社の製品で、もちろん有料で、そしてソフト自体の中身は非公開です。 企業として…

「屋台方式」はマイスター制度にもつながります。 誇りを持って、作る喜びを持って、また自己の向上への意欲を持って、モノづくりに打ち込んでいくことが出来ます。 この方式は世界の工場を変えていくのではないでしょうか。

キャノンなども「屋台方式」を取り入れているはずです。 屋台方式はベルトコンベアなどとは違い、人にモノを作る喜びを与えます。 また作りすぎによる不良在庫を防ぐ働きも「屋台方式」にはあるようです。 山田日登志さんは「トヨタカンバン方式」の生みの親…

ある大手電機メーカーの工場を、山田日登志さんが指導する姿をテレビで見て、感動してしまったことがあります。 「屋台方式」と呼ばれるその生産方法は、ベルトコンベアを外(はず)してしまい、一人で製品を全部組み立ててしまうというものです。 慣れれば…

そんな原理が変化するかもしれないという予兆があります。 予兆というより、ハッキリとした動きが目に見える形で進んでいます。 たとえば「屋台方式」と呼ばれる生産方法。

世界を動かす新しい原理

20世紀は数やスピードの時代でした。 ベルトコンベアに象徴される大量生産もその特徴といえます。 競争の時代でもありました。