2005-10-12から1日間の記事一覧

家賃は収益不動産の基礎となるもの。 家賃の低下や空室の多さに目をつぶり、投資用不動産市場が過熱しているのです。 家賃収入が下落傾向にあるため、実際の利回りはどんどん低下して行っています。 投資ファンドが、3パーセントの利回りでもいいなんて言い…

ハコは買ったが、その中に入るものはない状態。 つまり収益物件が収益物件として機能しないのです。 供給が多いものだから、家賃はますます下がり傾向。 金融の緩みや、外資という外部要因が、いびつな需給関係をこしらえています。

しかし、購入した収益ビルにしろ賃貸マンションにしろ、実際にテナントなり入居者が入らないと、収益物件として稼動しないわけです。 投資用の一棟収益マンションなども、「予想家賃」が設定されていますが、むしろそれは「空想家賃」とでも言い換えてもいい…

金融機関による不動産業への豊富な融資や、リート(不動産投資ファンド)や外資によるビルや高級マンションの買い付け。 そういった需要があるものだから、収益性(投資用)不動産は、ここ数年かなりの量が供給され続けています。

世界の投資地域を検討すると、東京はきわめて安全、安定した投資先であることが、よく分かります。 国は安定している、中国のような人治国家ではない法治国家、テロの心配も他の地域と比べると極めて少ない、等々。 アメリカを始め、ヨーロッパやアジアから…

東京新不動産バブル

金融が緩んでおり、それがかつてのバブルのように、不動産市場に入り込んでいます。 ただし前回とは違い、ほとんどそれは東京のみに一極集中し、地方都市はほとんど関係ありません。 不動産でも二極分化が進んでいるわけです。