ある不動産投資家の話

ある不動産投資家が、どんどん所有物件を増やしていったのですが、次第にキャッシュ面で苦しくなっていきました。

 

古い物件だとそれだけ修繕費がかかるので、いっときなど月に2,000万円ものキャッシュが出ていったとのこと。

 

まるでゴールが見えないマラソンを走っているようで「いったい自分はいつまでこんなことをしているんだろう?」との疑問が頭に浮かび始めました。

 

 

そこで考えたのが2つの方法。

一つは上場してしまうという方法。

もう一つはM&Aで会社を売却する方法です。

 

 

上場するためには、大変な手続きと費用が掛かかり、また会社が「公のもの」になって自由度が失われるということが分かりました。

 

そこでもう一つの方法である会社売却を目指しました。

売却することにより手元にキャッシュが残り、煩わしい物件維持からも解放されます。

 

が、そうすると「ずっと仕事人間でやってきた自分なのに、今後は一体どうなっていくのか?」という不安が強くなってきました。

 

そこで考えた解決法が、築浅で管理しやすい物件を3つほど残し、あとは全部売ってしまうというものです。

 

 

その結果、経済的な余裕と、精神的な自由さを得ることができ、その後はタイとの2拠点生活をエンジョイすることになりました。

 

 

が、人生は分からないもので、突然ガンが発症し「生き死に」の間(はざま)を歩みました。

今は退院しているのですが、オカネに対する価値観がすっかり変わったのだそうです。