頭のいい人たちの本

本を読んでいても「この人は頭がいいなあ」と、思わず感心してしまう著者がいます。

同じ「頭がいい」でも、才能型と努力型の2種類があります。

 

 

まずは「才能型」。

『1%の革命』(安野貴博・文藝春秋・1,600円税別)

 

著者の安野貴博さんは、前回の衆院選で「チームみらい」を率いて、議席ゼロから11議席をも獲得し「大躍進」させた人です。

1990年生まれなので、まだ30代半ばです。

 

 

もともとは政治とは全く関係がないポジションにいました。

ただし、AIエンジニアの立場で、日本の問題点などを分析していたので、その辺から政治に関心が出てきたのかもしれません。

 

 

私は今回「チームみらい」には投票しなかったのですが、こういった純粋で頭のいい人に日本を委(ゆだ)ねてもいいのではないかという気がしています。

チームみらいの支持層は「若くて現役で、既存政党に満足していない都市部の無党派層」ですが、インテリ層が多いのではないかと推測されます。

 

 

AIを使って社会を、より良く、より便利にする方法が書かれており、遅れた産業への補助ではなく、未来へ思い切った投資が日本を発展させるはずです。

そして「努力型」はこちら。

『情報分析力』(小泉悠・祥伝社・1,600円税)

 

著者は、軍事を中心としたロシア研究家です。

公開情報をていねいに分析して、例えばウクライナ戦争の現況を把握したりするわけです。

 

 

地味な作業を繰り返して、物事の本質を見事に言い当てる能力は「努力型 頭の良さ」そのものです。

 

 

私自身はそういった細かい作業は苦手で出来ず、その分、この著者が今後出す本はすべて読んでみようと思っています。

安野貴博さんにせよ、小泉悠さんにせよ、「これらの著者の、これから出る本はすべて買う」つもりです。

こういった著者を何人持っているかで、人生の豊かさが変わってくると思うのです。