生石(おうしこ)神社

播州への日帰りのクルマ旅をしました。

珍しく妻も一緒でした。

 

「生石」は「おうしこ」と読みます。

兵庫県高砂市にあります。

 

御祭神は大巳貴(オオナムチ)神と少名彦名(スクナヒコナ)神です。

大巳貴神大国主命の別名です。

 

大巳貴神も少名彦名神も出雲系の神々で、海を通してこの地にも大きな影響を持っていたと考えられます。

 

創建は「崇神天皇13年」で、これは紀元前85年にあたります。

すでに2110年もの歴史があるわけです。

 

生石神社は宝殿山の山腹にあります。

 

私は昔、大きな宅地造成現場で働いていたことがあるのですが、その時は多くの「宝殿の石」が使われていました。

人気のある神社のようで、次から次へと参拝客が訪れていました。

坂を上っていきます。

ここです。

山の中腹なので、見晴らしがいいのです。

出雲系らしく注連縄(しめなわ)が張ってありました。

ご本殿ですが、その奥へも入っていけます(拝観料100円)。

入っていくと、巨大な岩が鎮座していました。

横6.4m、高さ5.7m、奥行き7.2mなのだそうです。

超木岩神社を思い浮かべました。

もっと登っていけます。

地面はすべて岩です。

対面に採石場もありました。

遠くに海も見えました。

大正天皇も来られているのですね。

ここは山頂付近です。

岩が続きます。