奈良時代には華厳宗や法相宗などという、今ではあまり聞かない仏教宗派がありました(今もあるのですが)。
例えば、大仏さんで有名な東大寺は華厳宗、愁いを秘めた阿修羅像の興福寺は法相宗です。
鎌倉時代は日本仏教の最高の時代で、法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗、日蓮の日蓮宗、道元の曹洞宗、栄西の臨済宗、一遍の時宗など、きらめくがごとく仏教界の巨人たちが現れました。
その奈良仏教と鎌倉仏教の間に、最澄と空海という、これまたスーパースターが出現しています。
最澄は「伝教大師・比叡山延暦寺」、空海は「弘法大師・高野山金剛峰寺」と反射的に出てきます。
念仏系宗派や禅宗は、その教えの内容が明白なのですが、真言密教となるとサッパリ意味が分かりません。
密教とは「秘密の教え」ということでもあります。
これは本で読んだことで真偽は不確かですが、密教の修業中に「念でモノが動く」なんてことはよく起こるとのこと。
が、そんなことに囚われていては修行にならず、もっと高い心境に向わなければいけないわけです。
大東亜戦争のときに、戦争の終結を待たずにルーズベルトが亡くなったのですが「密教の力が働いたから」と読んだことがあります。