高野山 その5

高野山というのは、空海が創った真言密教の本拠地です。

 

奈良時代には華厳宗法相宗などという、今ではあまり聞かない仏教宗派がありました(今もあるのですが)。

 

例えば、大仏さんで有名な東大寺華厳宗、愁いを秘めた阿修羅像の興福寺法相宗です。

 

鎌倉時代は日本仏教の最高の時代で、法然の浄土宗、親鸞浄土真宗日蓮日蓮宗道元曹洞宗栄西臨済宗、一遍の時宗など、きらめくがごとく仏教界の巨人たちが現れました。

 

その奈良仏教と鎌倉仏教の間に、最澄空海という、これまたスーパースターが出現しています。

 

最澄は「伝教大師比叡山延暦寺」、空海は「弘法大師高野山金剛峰寺」と反射的に出てきます。

 

念仏系宗派や禅宗は、その教えの内容が明白なのですが、真言密教となるとサッパリ意味が分かりません。

 

密教とは「秘密の教え」ということでもあります。

 

これは本で読んだことで真偽は不確かですが、密教の修業中に「念でモノが動く」なんてことはよく起こるとのこと。

 

が、そんなことに囚われていては修行にならず、もっと高い心境に向わなければいけないわけです。

 

大東亜戦争のときに、戦争の終結を待たずにルーズベルトが亡くなったのですが「密教の力が働いたから」と読んだことがあります。