「やましたひでこ」さんの断捨離の本を読んでいると、とてもキレイに片づけられた引き出しの写真などが掲載されていました。
食器類をゴチャッと引き出しに入れられるだけ入れるのではなく、一つ一つの器やスプーン類を、あたかも展示するがごとく、十分なスペースを取って「見せる」わけです。
もうそれだけで、とてもいい波動がこちらにまで伝わってきます。
同じような道具がいくつもあっても、それらを全部使っているわけではないのが普通です。
ならば「お気に入り」のモノだけに絞り、それらを大事に活用していくのが、結局、上質な生活につながっていくのではないでしょうか。
モノを捨てたり、片づけたり、掃除したりすると、もうそれだけで運気が上がっていきます。
が、最初から家の床に、できるだけモノを置かないようにするのが、快適空間のコツのようです。
タンスや収納器具や備品で床が見えないほど占拠されているあいだは、富裕層の仲間入りはちょっと難しいのではないでしょうか。
ルーティンワークの掃除以外の日に、30分だけ好きな場所を雑巾でふいていくことにしました。
名付けて「30分自由ぞうきん」。
ふだん拭(ふ)けていないところを拭いていくのですが、雑巾が瞬く間に黒ずみました。
あまりに面白いので「もっともっと」やりたい気がするのですが、30分経ったら、例え中途半端でもやめることにしています。
多分それが長続きのコツだと思うのです。