人口減を阻止するために、政策的にいろんな手が打たれようとしています。
中にはどう考えてもピントが外れているような施策もあります。
政府も自治体もマスコミも「人口減は悪」と決めつけているところがあり「本当に人口減は悪なのか?」のところから考えた方がいいような気がしています。
50年ほど前だと、人口が増えると「通勤地獄」や「住宅難」や「受験戦争」などがもたらされ、大きな社会問題になっていました。
それがなくなり「よかった!」と喜ぶのかと思ったら、今度は人口減で大騒ぎです。
むろん戦争でもするのなら、人口減で兵力が減るのは大問題です。
人口が減ると食糧難からのプレッシャーがやわらぐというメリットもあります。
先進国は世界的に人口減少傾向ですが、これは大きな自然の流れではないかという気がするのです。
人口減少だと労働の担い手が減るわけですが、もっと老人が働いてもいいのではないでしょうか(ワタクシ71歳の主張)。
老人は老人なりの活躍の仕方があると思うのです。
人口減は消費減につながりますが、インバウンドにもっともっと来てもらい、消費を補ってもらったらどうでしょうか。
いいサービスや商品を提供したら「円安の日本人」が手が出ないような高額消費をたっぷりしてくれそうな気もするのですが…。