ふつうは集中すると疲れます。
が、「疲れない集中」というのもあると思うのです。
集中しても疲れなければ、いくらでも勉強できるし、仕事もできるわけです。
私は「やる気の継続」こそが人生に勝利するカギだと思っていますが。それに集中が加われば鬼に金棒です。
自ら長距離のトラックドライバーを経験した、運送会社の社長から聞いた話ですが「片道500キロなら日帰りで行ける」し、またそのためには「心を一種の瞑想状態に保つようにしている」とのことです。
従って同乗者と運転中に会話していると、その状態が保てないので、1人で静かに運転するのがよいのだそうです。
先日のクルマでの「九州神たび」で試みてみました。
私はクルマの中でCDを聞いて勉強することが多いのですが、確かにそれだと脳エネルギーの消耗が大きいのです。
クルマと一体になって景色を楽しむ程度にするか、音楽だってジャズをBGMに使う程度にすると、長時間運転でも疲れにくいことを体験しました。
もっともっと実体験しながら研究していこうと思っています。
プロの将棋棋士が1局対戦すると2キロも体重が減ると読んだことがあります。
その間、体を使うことは何もやっていないので、いかに頭を使うとエネルギーの消耗が激しいかということが分かります。
「疲れない集中」は「どうしたら脳に負担をかけないか」がポイントになるのかもしれません。