ここは和気清麻呂(わけのきよまろ)を祭った神社です。
和気清麻呂は言うまでもなく、天皇になろうとした道鏡の野望を打ち破った人です。
和気清麻呂には広虫という姉がいたのですが、この方も何人もの孤児を育て上げた立派な人なのです。
神社自体はそんなに大きくはありませんが、やはり人気スポットのようで、いつ行っても参拝客でにぎわっています。
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下の写真は、和気清麻呂像です。
和気清麻呂は岡山県の和気町出身ですが、一度そちらの和気神社にも行ってこようと思います。
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鹿児島に流される途中、和気清麻呂は命を狙われますが、そこに300頭ものイノシシが現れ、和気清麻呂を助けました。
したがってイノシシがこの神社のシンボルなのです。
地方の豪族が300人もの護衛を繰り出し、和気清麻呂を救ったものと思われます。
藤原家は政治の実権を握り、権力を独占していたこともありましたが、藤原鎌足をはじめ、3度ほど天皇家の窮地を助けています。
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朝9時から12時まで、観光タクシーをチャーターしていたのですが、少し時間が余ったので南禅寺に立寄りました。
外人も含めて、観光客は多かったです。
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南禅寺の本堂。
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雰囲気のある場所が続いていましたが、時間の関係で今回はここまで。