伝達手段の変化

日本に初めて携帯電話が出たとき、かなりデカく、またそれを持っていることに一種のステイタスがありました。

 

バブルで忙しく、また儲けていたこともあり、私も所有し、いつも持ち歩いていました。

 

それまでは外出中にポケットベルで呼び出され、近くで公衆電話を探し、会社に電話して用件を聞くといったことを繰り返していました。

 

したがって携帯電話を持っていると極めて便利で、精神衛生上も良かったのです。

 

スマホが出だしたころからは、逆にスマホで電話をかけるということがなくなり、今はすべてメールでやり取りしています。

 

電話を受けると自分の時間が取られるし、こちらからかけると相手の邪魔をしてしまうといった気持ちもあります。

 

少なくとも私の場合、メールが一番早く、一番確実な伝達手段です。

 

メールはいつでも打てるし、ユックリ考えられるというメリットもあります。

 

いっとき「ハガキ道」にも凝っており、頻繁にハガキを出していた時期があります。

 

面白いことに、精神的なレベルの高い人たちはハガキを多用することが多く、ハガキを出すことによって、普通なら決して接することができないような立派な人たちともつながることができました。

 

そのいくつかのハガキや手紙は今でも大切に保管しており、私の「宝物」でもあります。