自分が70歳になって、これほどワクワク・ルンルンな年代があるのかとビックリしてしまいます。
健康とサムマネーさえあれば、あとは面白いことだらけ。
世間的には働かなくても、誰からも何にも言われない年代です。
そんな中で私は思いっきり働こうとしており、そうなると同世代の中では圧勝です。
一心不乱に働く30代というのがないと、ちょっと寂しい人生になりそうですが、70になってまで全力で働いていたのでは長続きしません。
「腹八分目」は何も食事だけの話ではないのです。
細く長く途切れずに、生涯働くというのが人間にとって最高の幸せだと思うのです。
わざわざフィットネスクラブへ行かなくても、掃除をはじめ日常生活の中の軽作業で運動をまかなっていくのが一番です。
「階段を歩く」という極めてシンプルな習慣が、100年人生を支えてくれるはずです。
尊敬できる人か、そうでない人かは別として、若い頃に肉体的にムチャをしてきた人は、晩年に例外なく(長期に)体調を崩しています。
あるアウトロー的な生き方をしてきた人は、70歳代前半で「老衰」で亡くなりました。
自転車の行商から始め、一代で上場企業にまで持っていった方は、若い頃は3日3晩徹夜で働いていたり、1泊4日(1泊だけホテルで寝て、あとはクルマの中での睡眠)の出張をしたりしていましたが、ひじょうに体調の悪い晩年を過ごされました。
小学校しか出ていないのに、億万長者となった会社経営者も、若い頃の不摂生がたたり、寝たきりに近い10年間を過ごしていたのを知っています。