5年前のブログを読んでいると、1人で(厳密に言うと社員3人の会社で)納税額を毎年3億円収めている人と、メールでやり取りしていることを書いていました。
3億円というのは売上でも利益でもなく「納税額」なので驚いてしまいます。
世の中には途轍もなく儲けているのに、世間的には全く無名の人や会社が少なくないのですね。
ある大儲けしている製造業の会社は、ニッチで特殊な製品を作っているのですが、本社ビルはボロボロの社屋です。
なぜ建て替えてキレイなビルにしないかというと、儲かっていると分かると、競合する会社が市場に入っている恐れがあり、また税務署にも目をつけられたくないからだそうです。
ある会社に知人が仕事で行くと、社長室に数十機の飛行機の写真が飾ってあったそうです。
よほど飛行機好きの社長かと思っていたら、その写真はすべて各国の飛行機会社に貸している飛行機だったそうです。
いわば飛行機のリース業でもあります。
飛行機の減価償却は8年とのことで、たまたま何かの拍子で大儲けした会社が、節税のために飛行機を購入して、それを貸し付けるケースがあります。
しかしその場合でも通常1機だけです。
数十機もリースするなんて、いったいどれほどの資金や資産があるのか想像もつきません。
減価償却が切れると、途端に納税額が増えるので、次々と飛行機を購入して貸し付けに回っているということなのでしょう。
世の中には想像を絶する超富裕会社があることを知りました。