私は本を読むのが人より速いと思うのですが、速読というよりは「飛ばし読み」といった方がいいのではないかという読み方です。
線を引いたり、書き込みをしたりしながら読むのが精読だと思うのですが、私の場合は一切そういった作業は行いません。
そのかわり「これはいい!」と思った本は速読で何度も読み返すようにしており、その方がより頭にインプットされるような気もしています。
一方、毎日、フランス語とドイツ語と英語の新聞や雑誌のネット版をノートに書き写し、それを辞書を使って訳していっています。
これなど精読をも超えた読み方で「超精読」と呼んでもいいかもしれません。
速読も精読もそれぞれメリットがあり、要はどんな読み方でもいいから、本を読んでいけばいいと思うのです。
読書をすると驚くほどの収穫があります。
1冊読めば、1冊分確実に賢くなるといった、こんなわかりやすい自己投資は他にはないように思います。
読書の唯一のデメリットは、本を読まない人とは話が合わなくなってくることです。
「仕事ができる人」や「本を読む人」や「旅をする人」は話が面白いことが多く、ならば少数でもいいから、こういった人たちと接点を持ちたいものです(できれば友人になりたい)。
どうしてもそんな人が見つからないときは、それこそ本を友とするしかありませんが、それもまた悪くはないかもしれません。