今まで書いたブログをすべて本にしていて(ただし読者は私1人)、それを読み返しており、いま読んでいるのは7,8年前のブログ。
そこには「読書数が年間千冊を超えたころから、見える景色が違ってきた」といったことがしきりに書かれていました。
年間の読書数が大台に乗ったといううれしさもあったと思うし、実際に景色が変わったということもあったのでしょう。
「本の虫」という語感は、どちらか言うと「清貧」のイメージに近いかもしれませんが、実際には本をよく読む人はお金には困らない、もっと言えば年収が高いような気がします。
あるコンサルタントが書いていましたが、どこの会社に行っても、その会社で一番本を読む人は社長だったとか。
ウォーレン・バフェットをはじめ、世界的に有名な投資家の読書量も半端ではありません。
日本の著名な株式投資家のS氏も、ウォール街で修行しているとき、次のようなことを教えられたそうです。
「このウォール街で生き残るためには、日々勉強しなければならない。
投資、金融、経済、歴史、地理、自叙伝など、幅広い知識が必要だ。
特に投資の世界では、戦史を読んで参考にしている人が多い。
たとえば『スターリングラード攻防戦でなぜドイツは敗れたのか?』や『ノルマンディー上陸作戦はどのように計画されたのか?』など、すべて投資頭脳を磨くのに役立つ」。
本は1冊読めば1冊分賢くなります。
こんなに分かりやすい自分への投資は、ほかにはちょっと見当たりません。