フランチャイズビジネス

フランチャイズコンサルタントが書いた本を読みました。

 

フランチャイズに入会するメリットは「ノウハウ」と「時間」を買うことです。

 

私ももし不動産業以外の商売を始めるとしたら、多分フランチャイズに入ると思います。

 

フランチャイズに入らないで始めると、成功する確率が15%、入ると成功率が65%になるとのデータがあるそうです。

 

本には失敗例も書かれており、脱サラしてフランチャイズに入り、奥さんと2人でお店を始めたものの、目標の売り上げを超えたのは最初の月だけで、あとはずっと目標に達しませんでした。

 

そうすると夫婦仲も悪くなり、結局離婚。

 

資金も枯渇し、お店も3年で閉鎖したとのこと。

 

こういった例はまことに悲惨です。

 

一方、20年ほど前に起業したAさんは、順調に商売を伸ばし、今や社員数も80名を超えました。

 

そんなAさんは月に1度の「感謝祭」を行っているそうです。

 

その「感謝祭」とは、社長のAさん自らが行(おこな)っている個別宅への飛び込み営業のことなのです。

 

創業した20年前には、その営業活動を行っていたのですが、その後、事業が順調に発展するうちに、いつの間にかやらなくなっていました。

 

しかし、5年ほど前に信頼関係があった取引先とちょっとしたトラブルがあり、その時に謙虚でない自分、おごりのある自分に気がついたといいます。

 

そして初心に帰ろうと決意し「感謝祭」を再開したのだそうです。