今の時代はITなしでは、仕事や生活ができない状態にまでなってきました。
生まれた時からITが当然のようにあるという人たちが、段々と人口の大半を占めるようになってきています。
私など人生の前半3分の2は、ITなど影も形もない時代でした。
したがって「IT音痴」であるのはムベなるかなといったところです。
パソコンまでは何とか使えるのですが、スマホは今のところ私にとっては無用の長物です。
あまりにITに依存するのはちょっと危険で、もっと「原始的」な生活をしてもいいのではないかと最近は思っています。
いくら勉強しても先端のIT技術には追い付かず、ならばITの「落ちこぼれ」は落ちこぼれなりに別の道を究めていこうと居直っているところです。
「本を読む」に特化した人生も、そう悪くはないはずです。
今年の4月から始めた「画期的語学学習法」だって、当面の目標は「仏語、独語、英語の新聞を読む」なのですが、その先「各言語の本を自由自在に読書する」になるのは、そんなに難しいことではないと感じています。
そうすると「やるべきこと」の「多読」と「語学」が一つの方向に統合されてしまいます。
よりシンプルになり、より集中できるというわけです。
専門書を「わかっても、わからなくても」どんどん読み進めていく「ヨコ勉」を、普通の本にも応用していっていいかもしれないと思っています。
今までバラバラに頑張ってきたものが、いつも間にか一つの方向に向かっていることに気づき、ちょっと驚いているところです。