『ロンドンエコノミスト』と呼ばれている『The Economist』という雑誌があります。
日本にも毎日新聞社が出している『エコノミスト』という雑誌がありますが、ぜんぜん別物です。
このロンドンエコノミストはイギリスの雑誌ですが、イギリス国内よりもむしろ海外での読者のほうが多いそうです。
いわば世界のエグゼクティブの御用達といった雑誌でもあります。
昔、渡部昇一先生が(わかっても、わからなくても)『TIME』を購読し、めくっていくのがいいと書いておられたので、私もその通りにしました。
『TIME』からいつの間にか『The Economist』に替わったのですが、雑誌が届けば「読まないと損だ」という気持ちが働き、飛ばし読みですが読んでいました。
時たま興味がある記事があると、辞書を使ってシッカリ読みました。
単語が分かれば文章の意味が鮮明になるという経験を何度もし、それが今の「画期的語学学習法」につながっていきました。
「画期的語学学習法」ではリアルな雑誌ではなく、ネット記事のほうを読んでいきます。
そうするともう雑誌はいらないかもしれないという気がしてきました。
エコノミストのウェブサイトを見ると「チャット」というボタンがありました。
試しに押してみると、しばらくして「Hi! Kazuo. This is RAZA. May I help you?」、つまり「ハイ、カズオ。こちらはラザ。どうしましたか?」といった返答がありました。
イギリスかアイルランドかインドか場所はわかりませんか、いわばコールセンターのようなところにつながり、誰かが相手をしてくれているわけです。
電話だと何を言っているのかさっぱりわからないことがあるのですが、メールだとシッカリ意味がつかめ、 無事ネットだけの購読に変更できたというわけです(価格も下がりました)。
これは私にとっては物凄い「成功体験」で、ちょっと自信になりました。