コロナでしばらく行われていなかったのですが、久しぶりに大学柔道部のOB総会に顔を出しました。
先輩はよく知っているのですが、後輩はあまりよくわかりません。
OB会に熱心な人もいるし、そうでない人もいます。
中には卒業以来、OB会費を1度も払ったことがないという人もいるのですが、当然そういった人はOB会には出席しません。
今75歳になる学年の先輩と話をしました。
入学時、同期は7人で、だれも落ちこぼれることなく、卒業時も7人だったそうです。
60歳の還暦のときも7人全員が集まったとのこと。
が、75歳の今、7人中4人が鬼籍に入り、3人しか残っていないそうです。
75歳までに亡くなるのは、今の時代だと若すぎます。
柔道の強い学年だったのですが、柔道の強さと長生きとは関係がないようです。
というか、若い頃にスポーツで体に負荷をかけ過ぎると、かえって寿命を縮めてしまうことがあるのかもしれません。
大相撲の名横綱でも、何人も60歳ほどで亡くなっています。
「食べることも稽古」の世界なので、内臓への負担は半端なものではなかったはずです。
柔道界でもオリンピック金メダリストの斎藤仁氏が54歳、古賀稔彦氏が53歳で亡くなっています。
今の私の座右の銘は「ムリをしない」。
ムリをしないから、長生きしないと「やりたいこと」が達成できないし、ムリをしないから長生きできるのかもしれません(勝手に長生きすると決めています)。