転生輪廻というのは間違いなくあると思っています。
「生まれ変わり」即ちこの世とあの世を行き来しながら魂修行をしているというのも腹落ちしています。
あの世が本当の世界であって、この世は仮の姿というのも何となく感じています。
いくらお金を持っていても、あの世にまで持っていけません。
この世で位人臣を極めても、あの世に行けばまたゼロからのスタート。
この世で蓄積したものを、あの世まで持っていけたらいいのですが、それは一体何でしょう?
「磨かれた魂」というのが、ひょっとしたらその答えかもしれません。
毎回毎回、転生輪廻のたびにゼロからスタートしなければいけないのでは、ちょっと大変です。
努力が蓄積される「ストックビジネス」の応用が魂の分野でもできないかと思うのです。
もしこの世が仮の姿だとすると「何をそんなにカリカリしているの?」ということになるわけで、もっと物事に鷹揚(おうよう)になっていいのかもしれません。
地方の小さな会社で働いていると、いつも「井の中の蛙になるのでは?」という強迫観念があります。
これもあんまり気にすることはないのかもしれません。
本を友にして生きていけばいいだけの話です。
ありがたいことに、もう「嫌なこと」はしなくていい環境になりました。
「好きなこと」や「得意なこと」に集中し、努力の過程を楽しんでいこうと思います。
それが「あの世」にもつながっていく生き方ではないかと思うのです。