北陸神社巡り その1

北陸地方にある、以前から気になっていた神社を訪問する旅です。

 

気比神宮福井県敦賀市)と、気多大社(石川県羽咋市)と、白山比咩神社(石川県白山市)の3つ。

 

行きに1ヶ所参拝し、金沢に泊まって、次の日の早朝から2ヶ所を回って帰宅する予定です。

 

例によってクルマ旅で、我が街宝塚からだと、中国道名神北陸道の3つを利用します。

 

北陸道に入るとクルマの量も少なくなり、運転しやすく快適です。

 

越前国の一之宮(いわばA級神社)である気比神宮は、人口約64,000万人の敦賀市にあります。

 

自宅から気比神社へは、ナビで調べると2時間10分ほどですが、睡眠休憩を取る私の運転では3時間半ほどかかります。

 

CDによる勉強時間がタップリと取れました。

 

気比神社のメインのご祭神は「イザサワケのミコト」です。

 

畏れながらそんなに有名でない神さまで、私もお名前を全く存じ上げませんでした。

 

その他のご祭神は「仲哀(ちゅうあい)天皇」、「神功(じんぐう)皇后」、「応神(おうじん)天皇」、「日本武尊(やまとたけるのみこと)」、「玉姫命」、「武内宿禰(たけのうちのすくね)命」です。

 

仲哀天皇は第14代天皇で、神さまからの言葉(指示)を疑い、52歳の時に亡くなりました。

 

神功皇后はその奥さまですが、女性ながら三韓征伐に出向かれています。

 

オキナガタラシヒメとも呼ばれ、私はこの方の「追っかけファン」であります。

 

今回、実はオキナガタラシヒメがご祭神でおられるとは知らずに訪問しました。

 

日本武尊ヤマトタケルのミコト)は言わずと知れた古代史の英雄です。

 

玉姫命(タマヒメのミコト)は神功皇后の妹。

 

武内宿禰は5代の天皇(景行・成務・仲哀・応神・仁徳)に仕えた忠臣で、神功皇后ももちろん支えました。

気比神宮のまわりはきれいに整備されていました。

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気比神宮の前の風景(別に何の変哲もないわけですが)。

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鳥居が見えました。

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氣比神宮」と書いてあります。

「神宮」と名のつくところは、天皇家とのかかわりが深く、格の高い神社です。

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この中が本殿。

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奥の少し樹木がこんもりしたところに「気比の大神」が降臨されました。

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「気比神社にのぼる月」はキレイなことで有名だそうで、芭蕉もその月を見に、ここを訪れています。

 

名月が見える場所100ヶ所が「日本百名月の地」として選ばれているようです。

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で、芭蕉の像もありました。今回、私が旅したいろんな場所でも、芭蕉が句を残しており、各場所でその句を刻んだ石碑のようなものがありました。

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