私の頭はカンペキに文科系で、理数系や機械に弱く、特に最近のIT関連の事象には“ほぼ”お手上げです。
東京ビッグサイトやインテックス大阪で催される展示会にはよく行くのですが、ある時、何かの間違いでITやDXの展示会に足を踏み入れたことがあります。
たくさんのブースが並んでいたのですが、大袈裟でなく、すべてのブースの内容が全くわかりませんでした(最初から最後までチンプンカンプン)。
「このまま世の中が進んでいったら、私は一体どうしたらいいのだろう?」と、すごい焦燥感にかられたことを覚えています。
自分でもITやDXをよく勉強するのですが、分からないものは“やっぱり”分からないのです。
自分が苦手なものや嫌なものに時間をかけるよりも、得意なものや好きなものを伸ばしていくほうが圧倒的にコストパフォーマンス(時間パフォーマンス?)がいいということを知っているので、この際「ド文科コース」を徹底的に進むしかないと居直っているところです。
この2,3年、歴史を学ぶことが多くなりました。
現役のビジネスマンは、忙しすぎて歴史など学ぶ時間がないはずです。
ということは、歴史を学ぶこと自体が、かなりの知的贅沢になるのではないかと思うのです。
西洋史は色んな国が入り混じり、戦争ばかりやっているという印象があります。
ヨーロッパの近現代は比較的よくわかるのですが、中世以前は宗教も絡(から)まり、イマイチよく分かりません。
中国史は、いくつもの国の興亡があり、物語的には面白いと思います。
いま私がハマっているのは日本史。
いくらでも読む本があるし、いくらでも自分で史跡を巡ることができます。
前にもブログで書きましたが、歴史を学ぶと一生退屈することがありません。