「ヨコ勉」というのは「わかっても、わからなくても」ページをどんどん捲(めく)っていく読み方で、ただし同じテーマの本を何冊も読んでいきます。
これを語学の入門書や文法書に応用したのですが、うまくいく本と、途中で挫折しそうになる本とがありました。
読み手(私)の能力やモチベーションは一緒なので「いい・悪い」は本の方の問題と言って差し支えありません。
カラーがいっぱいで、字が大きくて、ゴチャゴチャと詰まっていない本が、モチベーションを損なわずに読んでいける本だということがわかりました。
そうでなくても語学なんて敷居が高いのに、小難しい説明が続く本は途中でギブアップの確率が高くなります。
難行苦行型学習法で語学をマスターするのは“とても”難しく、そんなことができる人は頭がちょっとおかしいのではないかと、私など思ってしまいます。
フランス語学習の折に、気に入った著者を見つけ、その人(女性)が今まで出したフランス語の本をネットですべて注文しました。
その人は帰国子女で、父親の仕事の関係でベトナムにいたとき、フランス語の面白さに目覚め、今は英語、フランス語、ベトナム語、そして当然日本語が話せるそうです。
きっと魅力的な女性だろうなと思い、グーグルで写真を出すと、やっぱり美人でした。
何でもそうでしょうが、特に語学は「やる気」があるかないかで断然成果が違ってきます。
先生との相性も大きく影響します。
語学にはさまざまな分野の勉強があるのですが、先日読んだ本に「自分がイヤな勉強はしなくていい」と書いてあり、腹にスコンと納得できました。
好きな勉強ならいくらでもできるからです。