当社のメインの事業はコインパーキングですが、土地を借り上げて行うのではなく、土地から購入して造り上げるのがビジネスモデルです。
肝心のコインパーキング適地が市場に“なかなか”出て来ないので、最近は数が増えていません。
そこで東京ビッグサイトの展示会などに機会あるごとに出向き、新しい商品や仕組みを探してきました。
そんな中でコインランドリーと出会いました。
ショッピングセンターの一角にコインランドリーを設置し、買い物の間に洗濯を済ませてもらうというビジネスモデルが、腹にスコンと落ちました。
自分たちがすべてをこなしていく「事業」ではなく、一種の「投資」型フランチャイズとも言うべき形態です。
コインパーキングのような「事業」なら、できるだけ狭域エリアで密度の濃い運営をしていくべきですが、「投資」ということであれば、場所は近場でなくてもいいわけです。
現在は3か所でコインランドリーが稼働しているのですが、滋賀県や奈良県や愛知県に点在しています。
既存の繁盛店を視察するために、全国各地のコインランドリーを回ることもしているのですが、これが滅法楽しいのです。
クルマがなければできない仕事で、「ナビ」、「(軽微な)自動運転車」、「コインランドリー」などが絶妙のタイミングで、一体となって私の目の前に現れた感覚があります。
コインランドリー自体も、生活の便利さを高める「なくてはならない」商品に育っていく可能性を秘めています。
「旅人投資家」というのが私の「なりたい」コンセプトなのですが、段々それに近づきつつあるのもゴキゲンです。
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コインランドリー3号店(奈良県大和高田市)がオープンしました。