20代は恋愛もしなくちゃいけないし、結婚の準備もしなくちゃいけないので、けっこう忙しいのです。
20代で“多少”人より道草を食っていても、あとで十分挽回できるように思います。
が、30代は「一心不乱に働く」時代で、この時にフラフラしていては、いい人生になりようがありません。
自営業でも事業経営者でもサラリーマンでも、30代は”とにかく”懸命に働く年代なのだと思います。
40代、50代は果実を生み出す年代で、いわば男の成熟期でもあります。
しかしながら40代50代ではなく「60代に一番いい仕事ができた」という人を、私は何人も知っています。
上場企業に勤務の場合は取締役なのかもしれませんが、サラリーマンでも60代が最高だったという人が結構いるのです。
実は私も「60代が最高」の一人で、60代前半に頑張った事業が、後半にようやく実を結びだしました。
若い頃あれほどアクセク働いていたのに、業績という意味では今の自分に遠く及ばないのです。
収益の安定も、心の安定も、(手前味噌ですが)人間的なレベルも、圧倒的に今の方が上だと思います。
まさに黄金の60代であります。
30代、40代で頑張っている人には、黄金の60代が待っているので、楽しみにして待っていてほしいと伝えたい気持ちです。
私は今68歳と7カ月。
月日の経つのはあっと言う間なので「黄金の60代」の終焉ももうすぐです。
でも心配ご無用。
このあとには「超・黄金の70代」がやって来るはずなのです。