まさかこの年になって、日本国中をクルマで走り回るなんて思いもしませんでした。
ナビの発達や、自動追従装置など、クルマ自体の進化に助けられています。
疲れたら後部座席で横になって寝るので、後部座席がフラットなクルマを愛用しています。
車中泊という選択はさすがになく、ホテルで宿泊するのですが、地方都市や郊外で数多く展開しているホテルチェーンに泊まることも多くなりました。
クルマをホテルの敷地内の平地のスペースに止めることができるし、ホテル内の自販機やコインランドリーも便利です。
中には大浴場まであるホテルチェーンもあります。
一方、レストランはあまり期待できないことが多く、そもそもレストラン自体がないホテルチェーンだってあるのです。
しかしながら「旅に出たら美味しいものを食べなければいけない」という思い込みをなくすと、案外気にならず、むしろ旅がより一層自由自在になることに気がつきました。
近くのスーパーで弁当を買ってもいいし、B級グルメのお店でお腹を満たしてもいいわけです。
ホテルの部屋はたいてい狭いのですが、それでも机さえあれば仕事もできるし本も読めます。
かえって知的作業に没頭できると言ってもいい環境です。
ただしデスクの照明が暗すぎることが多く、私はスーツケースの中に旅行用の蛍光スタンドを入れています(今まで結構役に立ちました)。
私が決めた自分自身のコンセプトは「旅人投資家」と「神道研究家」です。
両方ともクルマなしでは考えられません。