ある経済誌が株の特集をしており、いろいろな投資家の取材をしていました。
その中で、私自身の理想に極めて近い投資家がいました。
その投資家は70歳代。
株式投資歴は47年。
数億円の自宅も株のおかげで買えたそうです。
今の株資産は10億円超で、含み益は3億円ほど。
自動車メーカーに入社し、40万円を元手に株式投資を始めたそうです。
現物投資のみで信用取引はしない。
デイトレーディングとは無縁。
IPO(新規株式公開)株投資もしていない。
株主優待にも興味はない。
長期投資が中心で、バイ・アンド・ホールドが基本ポリシーとのことです。
近い将来にほかの銘柄よりも利益が継続的に大きく成長しそうか、オンリーワン企業か、などを基準にしています。
「日本電産」や「キーエンス」や「信越化学工業」がポートフォリオの中心ということなので、かなりオーソドックスな選択です。
いま持っているのは20銘柄ほどですが、これからは6銘柄ぐらいに絞りたいと考えているそうです。
なぜなら高齢になり、決算報告を熟読して日々管理するのはそれぐらいが限界と感じてきたからです。
私自身は今は不動産投資の段取りで忙しく、時間的にも資金的にも株にまで手が出せない状態ですが、いずれ余裕が出来たら、このような例を参考にして株式投資を再開したいと思っています。
自分が好きな会社を5銘柄に絞って投資し、配当を楽しみながら、長期に保有したいものです。