「やるべきこと」と「やらないこと」

人生は短いので「やるべきこと」を絞らなければいけないと思うのです(少なくとも私の場合は)。

 

また「やらないこと」を最初に決めておくのは、仕事的にも、人生的にも、かなり有効なことではないかと思います。

 

私は下手な商売を長い間やってきたと反省しているのですが、「やらないこと」を決めていたおかげで、倒産もせずに生き延びて来られたのだと感じています。

 

不動産業がメインだったのですが「建築はやらない」と決めていたので、寄り道をせずにすみました。

 

本業の不動産仲介業でも「地元を一歩も出ない」と決めていたのも正解でした。

 

昭和末期バブルの頃でも、不動産は購入しましたが、ゴルフ会員権や絵画などへの投機は一切しませんでした。

 

株式投資も全くしなかったため、地獄の1丁目から生還することができました。

 

サラリーマンの時も、今から思えば詰まらない時間の使い方をしていましたが、夜学で簿記や英語を学んだのは今に生きています。

 

自分で納得のできる仕事や生活ができるようになったのは、ここ5年くらいのことではないかと思います。

 

やるべきことを「多読」と「語学」と「投資」に絞ったので、随分とスッキリしました。

 

それ以外にも掃除やブログ書きなどにも時間が取られ、これらは「やるべきこと」と時間的に競合します。

 

が、掃除は神事ということがわかり、またちょうどいい程度の運動にもなることに気づいてからは気持ち的な揺らぎがなくなりました。

 

また今まで書いてきたブログから本が5冊ぐらい出ていることにも気づき、モチベーションが上がっています。