「しあわせの4要素」というのがあります。
まずは「健康」。
そして「経済的自由」と「時間的自由」、ならびに「良好な人間関係」です。
この4つがあれば、不幸せになりようがないと思うのですが、いかがでしょうか?
若い頃は少々のムチャをしても「どうってことはない」ので、健康に無関心なことが多いのです。
年を重ねるごとに「健康第一」から「健康唯一」になってきます。
私は44歳の誕生日に結核で4カ月間入院しました。
原因は間違いなく「過労」です。
その時はどこにでもいる「仕事第一の中小企業の経営者」だったので、ある意味、仕方がなかったかもしれません。
仮に事前に「働き過ぎで大病を患うゾ」なんて忠告を受けていても、耳を貸さなかったに違いありません。
55歳の誕生日には十二指腸潰瘍で“やはり”入院しました。
この時から食生活がガラリと変わり(今まで弱かった)胃腸の快進撃が始りました。
「会社は大きくしなければならない」の思い込みを捨てた頃から「経済的自由」に近づいてきました。
例えば毎月かなりの本代がかかるのですが、欲しい本はすべて自分のお金で買うことができます。
「時間的自由」はイマイチです。
毎日充実はしているのですが、仕事と勉強に追われまくっています。
「良好な人間関係」は、交際範囲を狭めたこともあり割とオーケーです。
少なくとも嫌いな人や苦手な人とお付き合いする必要は(仕事上でも)全くなくなりました。