楽しかったオリンピック

普段はテレビをほとんど見ないのですが、オリンピックの期間中はテレビの前に座ることが多かったのです。

 

日本選手がメダルを取るとテンションが上がり、それが自分の活力に変わります。

 

新しい競技も増え、中には私が全く知らなかったスポーツもありました。

 

私は中学・高校・大学と柔道をやっていたので、柔道の試合には格別の興味があります。

 

男女混合の試合など実にユニークで、体格(階級)の違う男女の選手たちが6人並んでいるだけで面白いのです。

 

国際試合だからこそ可能で、大学や実業団でこういったチームを編成できるところは少ないのではないかと思います。

 

柔道ではないのですが、女子ボクシングで金メダルを取った日本選手には(いい意味で)面食らいました。

 

オリンピックの決勝という大舞台で、入場の時にニコニコして入って来ただけでも驚きで、あの笑顔を見れば誰もが応援したくなるはずです。

 

事実、判定で勝ったのですが、審判も“ついつい”無意識のうちに贔屓(ひいき)してしまったのではないでしょうか。

 

また、まだ20歳くらいなので、普通なら「次のオリンピックでも金メダルを狙います」くらい言いそうなものなのに「ボクシングは大学までとし、就活します」と、早々に引退宣言をやってのけました。

 

スケートボードなどは参加選手みんなが仲良くて、歯を食いしばり、マナジリを決して戦うといった雰囲気ではなく、まるで仲間と遊びに来ているようでした。

 

新しいスポーツ文化なのかもしれません。