本の原稿書きなどという仕事がルーティンワークの中に突然割り込んでくると、時間欠乏症に陥(おちい)ります。
ゴールデンウィーク期間中がマサにそうで、ルーティンワークのうち何かをカットせざるを得なくなります。
毎日、語学のオンラインレッスンを予約し、受けているのですが、原稿書きに集中したい日は躊躇(ちゅうちょ)なくキャンセルしていきました。
だいたいが、いつものゴールデンウィークなら先生もお休みすることが多いのですが、今年はコロナでほとんどの先生が在宅で、通常通りのレッスンがあったのです。
オンラインなので先生の自宅と直接つながり、レッスンができます。
以前は、先生たちは学校の本部に集まって、そこから各生徒と話していたのですが、コロナ以降はダイレクトに自宅どうしでの会話となりました。
どうしてもキャンセルしたくない「お気に入り」の先生もおり、その場合はいつものようにレッスンを受けました。
「私は95歳までバリバリの現役で頑張る」つもりですが、その中には語学学習も含まれています。
語学は短期間に集中して勉強したほうが上達は早いのですが、私の場合は今から30年間ほど「牛のよだれ」のように続けることになります。
語学は、うまくなろうと思うから苦しくなったり、挫折したりすることに気がつきました。
私のような「なんちゃって語学」は、ムリな目標は決めず「いかに毎日1時間の語学の勉強を楽しむか」が最も大切なことだと悟ったのです。