50歳代くらいまでは目の前の仕事に一生懸命で、老後のことなどを考える興味も暇もないのですが、還暦を超えたりすると、さすがに「老い先」のことが気になります。
私は95歳までバリバリの現役で働くつもりなので、最後まで「どう仕事を遂行するか」を考えればいいだけなので、気が楽と言えば楽です。
仕事を遂行するための健康管理は、当然ながら手を抜くことなくやっていくつもりです。
95歳イコール「ヨボヨボ」では話にならないので、例え95歳でも70歳くらいに見えるようにしたいと思っています。
若い頃は健康だけに焦点を合わせればよかったのですが、今後はアンチエイジングも加えていかないといけないので、手間も時間もお金もかかります。
私は体育会柔道部だったので「鍛える」ことには敏感で、いまだに「体を鍛えなければ」の呪縛から逃れられない側面があります。
が、体はいつまでも若くはないのです。
年がいってから体に負荷をかけると、強くなるどころか、その分ダメージが大きくなるという事実に気がついた時はビックリしました。
邱永漢さんは88歳で亡くなるまで仕事をしていた作家であり、また事業家でもあったのですが「老後、耳が聞こえにくくなったのは想定外だった」と書いていました。
アンパンマンの「やなせたかし」さんも、78歳までは体には何の支障もなかったのに、その後は「病気の百貨店」のようになってしまったとのことです。
つまり健康であることに慢心していてはダメだということなのです。