ブログを毎日書き続けるのが負担になっていないと言うとウソになるのですが、12年間1日も休まずに書いています。
仕事を除いて「ブログ書き」と「読書」と「語学」はそれぞれ時間の食い合いになっており、仮にブログを書かない選択肢があるとしたら、読書数がグンと伸び、語学力が飛躍的にアップするはずです。
しかしながらブログを書くメリットは今のところ、それらを凌駕しています。
まずは文章がうまくなること。
そして書いているうちに自分の考えがまとまってきます。
「ことばは言霊(ことだま)」というのは真実のようで、ブログで冗談のように書いた大風呂敷が、実際に実現してしまった例が、この12年間のあいだにいくつもあります。
書いているうちに本当にデキそうな気になってきて、自分だけでなくまわりの人たちも一緒になって「錯覚」に陥るころには、もう完全に実現路線を突っ走っています。
そのほかにブログが持つ重要なメリットを最近発見しました。
中高年男性は人からホメられる機会が極めて少なく、ましてや会社の社長などをやっているとホメられることなど皆無です。
そうすると自己をどこかで主張したくなり、公的な組織の仕事に夢中になったり、売名行為をしたくなったりします(それが高じて、中には選挙に出る人もいます)。
その点、ブログという発信手段(自分の放送局のようなもの)があると、そういった欲望が昇華(消化)され、よそ見をせずに「やるべきこと」に邁進(まいしん)できるというわけなのです。