東京・西麻布にある会員制のバーに連れて行ってもらいました。
そのバーはクラウドファンディングでバー開設の資金を集め、出資した人は会員になれます。
お金を出した人にとっては「私のお店」という感じが強くなり、そのまま「常連さん」になってしまうようです。
株を買うと、その会社に愛着が湧き、ついついそこの商品を購入するのと同じような感じです。
私が訪れたバーのお客さんは20代や30代がメインで、また男女ともイケてる人が多く「さすが東京麻布でっせ」とカクテルジュースを飲みながら観察しておりました。
クラウドファンディングなんてシステムは、私の若い頃には全くなく、やる気とプランがある人は、案外簡単にお金が集められる世の中になってきたようです。
クラウドファンディングと言ってもピンキリで、ニューヨークなどではクラウドファンディングでビルが建ったりもするそうです。
私はコロナの前はほぼ毎月東京に行っていました。
仕事以外にも、人と食事をしたり、東京の街を観察したりすることは、私にとってはかなりプラスになる行動でした。
また何もしなくても、滞在自体が日々のルーティンワークからの解放となり、頭がリフレッシュされます。
ホテルの部屋の静かな空間で1人で過ごしていると、知的作業がはかどるし、次への新しいアイデアが浮かんできたりします。
*
*
東京はどこへ行っても人がいっぱいで、コロナ自粛要請など「なんのその」といった感がありました。
むしろお店の方が神経過敏になっているところが少なくなく、顧客の方を向いて商売しなければ行けないのが、コロナの方を向いてしまっている残念なお店もありました。